?種蒔き症候群【sow seeds syndrome】とは?
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20世紀末のガーデニングブームと共に発症が報告され始める。
当初は「園芸熱」【gardening fever】の土壌桿菌変異種による
感染と思われていたが、現在では「デジウィルス」
【digital virus】が原因と判明している。
したがってケーブルを伝っての感染が多数報告されており、
羅病患者がBBSに残す足跡は非常に危険である。
特に末期の患者は強力な感染力を持つ。
進行は極めて早いが、多くの場合、生命の危険は無い。
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<症状>
初期:
性格の変化(種売り場に頻繁に行く)
時間感覚の変化(数ヶ月先のことを考える)
中期:
記憶障害(種の在庫量の把握が出来なくなる)
性格の変化(種苗メーカーのカタログを取り寄せる)
持ち物の変化(冷蔵庫に在庫用の種箱を持つ)
集中力障害(散歩中結実した株を探しキョロキョロする)
計算能力の低下(飾れる以上の苗を作る)
末期:
記憶障害(蒔ききれないほどの種の在庫を持つ)
性格の変化(貰ってくれる人に種や苗を配る)
時間感覚の変化(数年先のことを考える)
疲労感(仮植・定植に追われる)
感染力の増大( 病気をうつして歩く)
<陥りやすいタイプ>
凝り性(育てた苗でのハンギングを夢見る)
珍品好き(苗で販売されていない品種を欲しがる)
貧乏性(種から育てたほうが安いと感じる)
<治療方法>
薬物や精神医学的治療の効果は認められない。
春と秋に症状が酷くなりやすいので、安静に過ごすことを心がける。
悪化すれば過労で入院となり、治療に専念する。
<家庭でできること>
カルシウムを多めに摂取する。
塩分を控える。
睡眠を十分に取る。
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